せつなさだけを 愛する証拠だと思わせないでくれ

内博貴が大好きなヲタクが綴るどうしようもない日記とかレポとか。

時間が止まっていく

雑多ななぐり書き。

突然の大阪ロマネスクを受けて。

 

愛って?という問いかけに迷わず、それは内くん自身だと返したくなるほど、キラキラとステージで輝いて、ファンの愛を受けて笑う彼が歌った大阪ロマネスク。

 


思い入れがあるから、ジャニーさんが好きだったから、今年はいろんなことがあったから。そんなありふれた言葉。(言葉を選んだのは彼なりの配慮だと分かっているし、そこからたくさんのことは伝わっているけれど)

 

大阪ロマネスクが今の彼にとってどういう存在の曲で、それ以外にどういう意図があって、ひいては錦戸亮がどんな存在なのかなんてわたしは知らない。いろんな思いの、いろんなを知ることができない。一生知ることはない。と、思う。

なにもかもを語るように見せて、本当はなにもかもを語らない内くんだからきっと深い真意なんて教えてくれないだろう。(アイドルってそういう存在だよね)

 

それでもわたしは想いを馳せる。

 

内くんを応援してきた長い時間。それは恋だったんだと教えてくれるような、優しくて甘い歌声の大阪ロマネスク。

涙でかすんだ視界の中で、その歌詞のドラマが目に見えるような彼の歌声と端正な顔立ち。求めていた切ない大阪ロマネスクが、そこにあった。

 

「今日も誰かがめぐり逢う」

 

歌い出しの瞬間、息ができなかった。なんでみんなそんな風に歓声があげられるんだろう?と冷静に考えている自分がいた。声が出せなかった。

今まで何度も何度も聴いてきた曲だった。でも最近聴いていなかった。それでもすぐにその曲がなんなのか分かった。でも、分かったから、動けなくなった。

どんな言葉を尽くしても、わたしの知っている言葉じゃ陳腐になってしまう。それでもわたしは残したい。

 

感動した。涙が出た。

今まで聴いた大阪ロマネスクの中で、1番恋をした。

 

初めて内くんの声で聴いた大阪ロマネスクは、とってもドラマチックで、切なくて、きっとこの物語の内くんは彼女を抱きしめることができる。そんな恋の歌に聴こえた。

 

やっと感情が整理できた頃にはもう2番で、そのとき飛び込んできた歌詞もとんでもなかった。

 

僕のこの胸は 面影を求め

ダメなのか思うけど

「やっぱり好きやねん」

 

わたしは、内くんのファンでは珍しいかもしれないけれど、関ジャニ∞のファンではない。特に興味もないから、関ジャニ∞に戻って欲しいとか思っていないから、そういう気持ちに重ねたわけではないけれど、すごく心を揺さぶる歌詞だった。

 

関ジャニ∞が好きなわけではなかった。関ジャニ∞の内くんが好きなわけではなかった。

でも、内くんの中に在る関ジャニ∞が好きだった。内くんが関ジャニ∞を、そして、錦戸亮という人間を大切に想っているなら、わたしもそれが大切だと思う。そして、内くんの中に関ジャニ∞が在る事実が嬉しかった。

 

なんだかそんな思いが込み上げてきてぐちゃぐちゃした。

あとたぶん、内くんに会えなかったあの頃を思い出したり。

 

振り向いた交差点

僕を見つめている

忘れられない 君の優しい声

時間が止まっていく

 

きっとこの物語の主人公は彼女とまた会えたんだって、内くんの歌声を聴いて思った。きっとこのまま抱きしめられるって。

 

そして私は、この素敵な時間が止まってほしいと、切に思った。

 

もう二度と内くんは大阪ロマネスクを歌わないかもしれないけれど、私は確かにこの耳で、内くんの歌う大阪ロマネスクを聞いた。内くんは大阪ロマネスクを歌った。

 

それが私は、すごく幸せだと感じた。

 

何度でも言うけれど、私は大阪ロマネスクを歌う内くんに恋をした。

 

手をひらひらと動かす振り付けのひとつひとつにさえ、恋をした。

 

内くん、本当は触れられたくない部分かもしれない部分をファンのために見せてくれてありがとう。大切にしてきたであろう歌を披露してくれてありがとう。

たまらなく幸せで、胸がぎゅっとなる時間でした。

 

どうか、内くんにとっても、幸せだと思える時間でありましたように。